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愛西市との市境に建てられた、木造の教会
木の温かみ優しさを活かした設計で、中心となる聖堂の内装は全て木でつくられた。
屋根を支える立体形状の梁は、構造上必要な部材で構成された無駄のない計画で意匠上も大きな特徴となっている。
木材はコンピュータを使ったプレカットにより加工されるが、この梁部材のジョイント金物は1個ずつの手作業の溶接でつくっている。3方向の傾きを持つ鉄板の溶接精度を出すのは技術者の技量によるものでこの建物のもっとも難しい要素となっている。ジョイントの数は約150個、うまく組み上げられ現場では安堵で満たされた。 <設計:時空間計画> |
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